2020/03/14
11月になっちゃったわ。
またあの寒い季節がやってくるのね
とってもやだにゃぁ〜
昔みたいにまたあったかいお家で暮らしぇたらいいのに
誰かご飯くれにゃいかにゃぁ〜!
今日は朝から何も食べれてにゃいわぁ
ドキドキりぼん日記 その1
りぼんとの出会いは2018年11月1日
帰宅ランの途中、多摩川沿いで鳴きながら近寄って来たのがリボンさんだった
痩せっぽちのガリガリで
あまりご飯は食べれていないようにみえる
首輪も無いし毛もボサボサでノラ生活は長そうな感じだ
初めから外猫なのか、何かの理由でノラになってしまったのか
よく見るとケガをしているのか左目がかさぶたになっている
りぼん『この人ゴハンくれるかにゃあ?
ちょっとアピールしてみようかにゃ
”にゃー お願いでしゅ…何か食べ物をくだしゃらにゃい…?”』
「どうした? 懐っこいな」
「ちゃんと食べてるか?」
『やったぁ! お兄しゃんがあたちに話ちかけてくれたわ♡』
連れて帰ろうか?と思ったが、いかんせん帰宅ランの途中だ
抱えて帰る事も出来ないし、ゴハンをあげたいけど食べるものは持っていないし…
あたりは住宅街でコンビニも無い場所だし
仕方なく立ち去ろうとするが、まだついて来る
可哀想だが、家まではまだまだな距離なので、振り切って家路についた
『あーあ 行っちゃった
今日も食べ物もらえにゃいのかにゃぁ…?
でもここで待ってたら戻って来てくれないかにゃぁ?
もう少しだけ待ってみよう』
猫がとっても気になった。
「帰宅後出直してみて、その時まだ居たら、運命かもしれないな
その時は引き取ろう」
そう決めて家路についた
家に着き、シャワーだけ浴びて出会った場所に車で向かった。
すでに出会ってから3時間が経過していた。
さすがにこれだけ時間が経てば、もう居ないだろうと、会えなくて当然と思っていたら、なんと同じ場所にポツンと座り込んでいた。
「3時間もここに居たのか?」
「ゴハン持ってきたよ」
持って来たカリカリを差し出すとすぐ食べ始めた。
『やっぱりこのお兄しゃんきてくれた!
あたち待ってて良かったわぁ♡』
食べているのに可哀想だとは思ったが、抱きかかえてキャリーバックに入れた。
「続きのゴハンはキャリーバックの中で食べてね」
こうして新しい家族がやって来た。